吉方位ってなに?
どうやって使うの?
方位の角度が違うものがあるけど何?
いろいろあってよくわからないよ?
吉方位と言ってもいくつかの種類があるんだ。
①旅行や移転など移動するときに使う【九星気学】
②人の方位を見るために使う【本命卦】
③家の方位を見るために使う【宅卦】
それぞれを複合的に使うことが効果的。
このページを見ることで、どの場面でどんな使い方をすれば良いか分かるように解説しています。
生年月日によって当てはまる方位が変わってきます。九星気学では9種類、本命卦では8種類に分類されます。
その際に注意する点として、旧暦によって判断しますが、旧暦の1月1日は西暦とは違うため旧暦の1月1日は毎年1月21日頃から2月20日頃までの間で毎年違います。
そのため、生年月日が1月21日頃から2月20日頃までの間の方は、まず生まれた年の旧暦の1月1日を調べます。調べ方は検索する際に、生まれた年と旧暦と入力すると調べることが出来ると思います。
ご自身が旧暦の1月1日の前は、その前年の生まれとしてみます。
ご自身が旧暦の1月1日の以降は、その年の生まれとしてみます。
注意点!
ご自身の九星気学は変わりませんが、九星気学の吉方位は毎年の旧暦の1月1日に変わります。
本命卦と宅卦は毎年変わることはありません。家を引っ越した際には宅卦はもちろん変わります。
①旅行や移転など移動するときに使う【九星気学】とは
九星気学は様々な事柄の吉凶など人がより生きやすくなるための知恵を与えてくれるものです。
ここでは、方位についてのみ解釈の仕方について解説します。
上の図が九星気学で使用する方位図です。特徴は東西南北が30度、それ以外の方位は60度となっています。
また、下の図は風水で使用する方位盤です。特徴は八方位ともに45度です。
私が旅行や移転など移動するときに使ってきたのは上の図の気学方位図です。
なぜかと言えば、正直に申し上げると私の経験上であるとしかぶっちゃけ言えません。
凶方位の五黄殺に向かえば、なんとなくイライラしたり上手くいかなかったり、吉方位に向かえばなんとなく上手くいったり、その経験を何度も繰り返し実践してきた経験上そう思います。
ただし、未だに方位図は上の気学方位図を使うべきか下の風水方位図を使うべきかは私にも分かりません。八方位45度である下の風水方位図が正統な中国風水であることは確かなことではあります。
結論、両方を加味して判断することが望ましいのではないかと考えます。
特に引っ越しや、家を購入するなど重要な移動の際は、両方の方位図を考慮した方が良いと思います。
ただし、あまりにも気にしすぎると生活に支障が出ますでしょうから、日々の生活では出来る限り吉方位を使うようにして、凶方位の五黄殺や暗剣殺だけは使わないようにするとか、その時に応じて使用してみてご自身の体験の中で良し悪しの判断をされるのが良いのではないでしょうか。
?北ってどっち?
吉方位を考える際に北はどこなのかという問題があります。
それは、地図上の北(北極点)と方位磁石の示す北です。
方位磁石の示す北は場所によって違います。(詳しくは国土地理院のホームページで)(偏角と言います。西偏角と言ったりもします。)
地図上の北なのか?または方位磁石の示す方位である北なのか?
結局のところ絶対にどちらが正しいと結論付けることは難しいのかなと思いますが、私個人の見解としては、方位磁石の北だと考えています。理由としては、根本的に人も自然の一部だと考えているからです。人間も自然の一部なのは当たり前のことなのですが、人は忘れがちな気がします。自然の一部である以上、地球の地磁気の影響を受けないわけがないと思います。
これは私個人の仮説ですが、吉方位や凶方位などの方位の影響は地磁気の影響があって、その年ごとにその人が生まれた時の地磁気の影響と関係しているのではないかと思います。
②人の方位を見るために使う【本命卦】とは
九星 | 男性 | 女性 |
一白水星 | 坎 かん | 艮 ごん |
二黒土星 | 坤 こん | 巽 そん |
三碧土星 | 震 しん | 震 しん |
四緑木星 | 巽 そん | 坤 こん |
五黄土星 | 坤 こん | 坎 かん |
六白金星 | 乾 けん | 離 り |
七金赤星 | 兌 だ | 艮 ごん |
八白土星 | 艮 ごん | 兌 だ |
九紫火星 | 離 り | 乾 けん |
下の図(本命卦宅卦吉方位図)は、本命卦(人の吉方位)と、宅卦(家の吉方位)を表しています。
まずは図の中から、当てはまる卦を探してみてください。
本命卦が分かったら、自宅の図面を用意して、その中心から八方位45度の直線を引きます。
その図の赤い丸印【最大吉・大吉・中吉・小吉】となる方位がご自身の吉方位です。
本命卦は、全てのその人の方位の基本となるものです。
特に、自宅の寝室は吉方位になるようにします。
また自宅だけではなく、学校や職場など日中過ごす時間の大半を占める場所はこの方位であることが良いでしょう。
③家の方位を見るために使う【宅卦】とは
宅卦が分かって吉方位が分かったら、本命卦と宅卦が吉方位となる場所を使うようにします。
寝室やリビングが吉方位であることがベストですが、最低でも寝室だけは吉方位にします。
就寝時の頭の向きも吉方位にします。
本命卦と宅卦の両方が吉方位にならない場合は最低限、本命卦の吉方位に布団やベッドを配置するようにしましょう。
間違っても本命卦の凶方位にベッドや布団を配置してはいけません。
まとめ
【九星気学】では、引っ越し時に最も気を付けましょう。凶方位への移転は避けるべきです。よくある話で、「引っ越してまだ間もないのに‥」「引っ越して〇ヶ月しかたってないのに‥」と聞きます。
【本命卦】の吉方位に寝室を配置。
【宅卦】の吉方位に出来ればリビングと寝室を配置。
吉方位を活用する上で最低限これだけは気をつけてください。